【コラム】シニア期に向けて食事を切り替えるタイミング
【カテゴリ】コラム
2021/11/27
まだまだ元気な年齢の、7歳から8歳のわんちゃんの飼い主様からの質問で意外と多いのが、
『食事はいつ切り替えたらいいのですか』ということです。
答えは、
「わんちゃんの体調に応じて変えればよい」です。
では、食事を切り替えるポイントになる、体調の変化を確認してみましょう。
★お腹が空いているいるみたいなのに、食べようとしない
歯周病で歯茎が腫れている可能性もあります。
この場合は、動物病院で歯石を取ってもらったり、歯の治療をお勧めします。
歯茎の腫れがある間は、やわらかめのご飯にしてもよいでしょう。
★げっぷが多くなった。
胃の中で、食事の消化が鈍くなってきた可能性があります。
人間に置き換えると、中年期になってきて、脂っこい食事のあと胃もたれすることに近い状態です。
少し、穀物類が少なめの食事にすると良いでしょう。
★おならが多くなってきた。
腸の消化が進まなくなってきた可能性があります。
腸内細菌が少なくなったり、繊維質が不足したりすることでおならが出やすくなります。
乳酸菌サプリメントや消化酵素などをプラスしてもよいでしょう。
わんちゃんの様子に変化がなければ、7歳だからといって、かならずしも変える必要はありませんが、
これらの症状が出てきはじめたら、「そろそろ中年期かな」と思って、
フードにトッピングをしたり、銘柄の変更を検討してみるのもよいでしょう。
【コラム】 シニア期のおうちでできる健康チェック―生活編-
【カテゴリ】コラム
2021/10/26
シニア期になると、病気のサインと老化現象の区別が難しくなる場合があります。
毎日の様子を見ているからこそ、徐々に変化していったことに気が付きにくくなっている場合もあります。
特に、食事、排せつ、行動の変化は、命にかかわる場合もあります。
まずは、一度チェックして、当てはまることがあれば動物病院に行ってみましょう。
<食事>
□食欲に変化はありませんか?異常な食欲、または、食欲がなくなっていませんか?
□水を飲む量はいつもと同じですか?異常に飲んでいませんか?
□食事の食べ方は変わりませんか?途中で止まったりする様子はありませんか?
□食事の好みが急に変わったり、好き嫌いが増えていませんか?
<排せつ>
□うんちの状態は正常ですか?便秘や下痢だったりしていませんか?
□おしっこの色は少し薄く黄色です。透明に近かったり、濃すぎたりしていませんか?
□おしっこ、うんちの回数に変化はありませんか?
□排泄の際、足をあげなくなったり、しゃがまなくなったり、その他変化はありませんか?
<動き>
□歩き方は、左右均等に歩けていますか?
□散歩を嫌がったりしていませんか?
□段差を超えられますか?
□お座りができますか?
<行動>
□動いた時にキャンと鳴いたり、突然動きが変わるなど痛そうなところは無いですか?
□体を頻繁に掻くようになっていませんか?
□夜間に起きていてな寝ないことはありませんか?
□咳やくしゃみ、息がはぁはぁしているなどの変化はないですか?
いかがでしたでしょうか?
おうちでできる日々のチェックで、ワンちゃんの健康をサポートしていきましょう。
【コラム】シニア期のおうちでできる健康チェック―カラダ編-
【カテゴリ】コラム
2021/10/13
病気の予防や早期発見は、飼い主さんが行う少しのチェックで可能になります。
カラダのチェック方法を確認してきましょう!
歳だからとか、いつものことだからと決めつけないで、以下にあてはまるものがあった場合は、念のため獣医師にご相談してみましょう。
<目>
□目やにの量や色は変わっていませんか?
□目をかいたり、かゆがったりしていませんか?
□目が白っぽくなっていませんか?
□目が適度に濡れていて、澄んでいますか?
<耳>
□異臭がしていませんか?
□耳垢がたまっていませんか?
□以前、外耳炎をわずらったので耳はいつものことと思っていませんか?
□音に反応しますか?
<口>
□口臭はありませんか?
□よだれの量に変化はありませんか?
□口を開くことができますか?また、以前より開き方が小さくなっていませんか?
□歯茎の色はピンク色ですか?
<被毛・皮膚>
□脱毛しているところはありませんか?
□皮膚に赤くなったり湿疹があるところはありませんか?
□皮膚の下にしこりはありませんか?
□イボができているところはありませんか?
<その他>
□お尻がかぶれていませんか?
□お腹が張っていませんか?
□急に太った、急に痩せていませんか?
□以前より、おならやげっぷが多くなっていませんか?
いかがでしたでしょうか?
おうちでできる日々のチェックで、ワンちゃんの健康をサポートしていきましょう。
【コラム】簡単5分♪筋力UPできるお散歩方法
【カテゴリ】コラム
2020/12/22
天候や飼い主さんの都合で、長い時間お散歩に行けなくても、たった5分で筋力アップできる運動をご紹介します♪
まず、最初の2分間は早歩きでキビキビ歩いて筋肉を使いましょう!
次の1分間はゆっくり歩きでクールダウンしながら休憩。
そして、また2分間の早歩きでメリハリをつけて歩きましょう!
早歩きとゆっくり歩きのポイントは
スピードの変化です。
早歩きさの際はキビキビ~小走り程度のスピードで。
ゆっくり歩きの時は止まらずゆっくりと歩き続ける事がコツです。
また、愛犬の持久力を上げたい場合は4分以上早歩き運動を続けましょう。
臭い嗅ぎや、トイレタイムで止まらないことが大事です♪
愛犬の体力に合わせて、まず1週間トライしてみてください。
【コラム】老化予防 3つの心得
【カテゴリ】コラム
2020/11/26
ワンちゃんの老化予防のための3つの心得を紹介します。
1つ目は 筋力の維持
お散歩で筋力や体力の維持を心がけましょう。毎日のルーチンを少し見直して『ルンルン』できるお散歩を心がけましょう。
2つ目は 楽しい刺激
お散歩の途中で、飼い主さんと一緒に『おもちゃ』で遊ぶ時間を作るなどのサプライズで『ワクワク』する時間を作りましょう。
3つ目は 一緒に笑顔
飼い主さんが笑顔でいること。
ワンちゃんは飼い主の気持ちを察するのがとても上手なパートナーです。
話しかける時もポジティブな言葉を選んだり、散歩中のサプライズなど気分が上がり自然と笑顔がこぼれ『ニコニコ』になるでしょう。
ルンルン・ワクワク・ニコニコを心がけることが若さを保つ秘訣です。
【コラム】シニア犬にとってのお散歩
【カテゴリ】コラム
2020/10/12
年齢が上がってきて、足腰が弱くなると、『かわいそうだからお散歩は行かない』という飼い主様が意外と多いです。
でも、人間に置き換えて考えてみると、75歳を過ぎたらお散歩に行かなくていいでしょうか?
人間も散歩が推奨されていますよね?
わんちゃんにとっての散歩は、排泄するためだけの時間ではありません。
新鮮な外気に触れ、ニオイを嗅ぐことは脳にいい刺激になります。
脚だけでなく全身の筋肉が使われるため血液の循環が良くなり、痴呆予防・寝たきり予防(よぼよぼ予防)に繋がります。
立てるならサポートしながら、立てなくなってもカート等を使って外を楽しませてあげましょう。